華氏911 @040907 恵比寿ガーデンシネマ
kashi911_package.jpg 2004年/米国
監督・脚本:マイケル・ムーア
メインキャスト:ジョージ・W・ブッシュ





友人と観に行ったんだけど、観賞後、全くといっていいほど盛り上がらず。内容的に知らないことが少なかった上に、想像以上にシンプルだったもんでうちらにはツッコミどころがなかったからなんだけど。
ニュースの断片を作為的なカット割りで切り貼って、BGMとスピードに乗せながら歯切れ良く仕上げたエンタテイメント作品って趣で、情報量の偏りがみられるアメリカ一般国民に対して、誰にでもわかりやすく興味を喚起しやすいようにまとめられてるんですわ。そう、驚くほどシンプルに単純に、ブッシュとその仲間は悪党だと。
そのわかりやすさが、反ブッシュプロパガンダ映画だと言われる由縁なんでしょうけど、だからどうだってんでしょう。
ムーアはとにかくブッシュを辞めさせたいわけで、それはブッシュが私利私欲でやる必要のない戦争をさせている張本人だから...というムーアなりの信念があって、で、インテリには期待できないからアメリカ大衆に直接訴えかけるためにわかりやすく単純化してつくったってことですよね。
そこんとこ、ドキュメンタリーとしてレベルがひどすぎる・・・とNスペと比較して難癖つけるのって、なんかズレてる感じですけどねぇ、井筒のおっさん。(温笑)
あまりに恣意的だというにしても、カメラでフレーミングする限りそこに恣意性が生まれるわけだし、編集しないドキュメンタリーっつのもないんだし、そんなレベルの差を云々することに意味あるんかいな。今の権力を批判するって点で十分ドキュメントしてるんとちゃうの?・・・つて筒井のおっさんにこだわるアタシもなんですが。(苦笑)

そんな訳で(?)、アタシ的には特別な感動や感銘はあまり感じられなかった映画ですが、唯一、抑揚を押さえたムーア自身によるナレーションには感心しました。あれで全体の信頼性も高まり(った気になる)ぐっと知的に締まりましたもん。やっぱ半端じゃないわ、マイケル・ムーア。
がぁ、人物については、暑苦しいしあざといしあたしゃイマイチ好きになれんのやけどね。
<2004.9.7 @恵比寿ガーデンシネマ>
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Johnny's Film Festa 2004 @東京グローブ座
filmfesta2004.jpg
先に観に行ったトモから、「最初の何分か(智也さんの出番)観たら、後は退屈するよ〜」と、長丁場だっつのに観る前から滅入るようなことを言われて覚悟してたんだけど、どっこい全編ゆる〜く楽しめました。
同世代(?)対談と"ギネスに挑戦"ってなナンチャッテ企画、それと各グループの曲披露という大きくはその3つで構成されているんだけど、全メンバーがその企画モノに関わるわけではないんですわ。だから、露出時間の差はムチャクチャありましたよ。
基本的には若いグループのファンへ篤くした構成って感じっすかねぇ。
あ、違うか。じーさん屋台対談が長々ありましたわ。ありゃ誰へのサービスだったんだ?よくまぁブーイングが出んかったことや。え?出たんすか?(温笑)

最初が、光一vs.長瀬の対談。2人でバイクツーリングを楽しみつつ、途中戸外で昔懐かしい思い出バナに花を咲かせるといった内容なんだけど、話そのものには特に目新しいところなし。
終演後、先に観ていたトモも加わって焼肉喰いながらフィルフェス内容について語ったりしたんだが、予想通りナガセ酷評会という様相を呈しましたねぇ。そうなんですわ、光一との対談の時のナガセ、まったくの「亀」だったんです。ええ、顔が、ナニが・・・じゃないですよ、雰囲気がまったくもって冴えない、芸能人オーラ微塵もなしってコトなんですけどね。なんなんですかねぇ、そりゃ親しい光一とのツーショットだからってんでリラックスしてたからかもしれないけれど、フランク対談といえども仕事ですよ、プロ意識ないんかい、オフとオンきちっとせんかい....って感じですかねぇ。
正直アタシは、その亀っぷりにさほどの驚きも落胆も憤慨もなかったんですけどね、慣れたんでしょなぁ。それより、光一と並ぶと想像以上に遠近感が狂って見えてたことにビックリしましたわ。これも亀化の一端かもしれません、そう、弛緩しきって膨張しとったんかも。て、ムチャクチャゆーとるな。(温笑)

NEWSの草野クンっちゅーのがおもろかったねぇ。"ギネスに挑戦"ってな企画で、顔に洗濯ばさみをどれだけつけられるかの記録に挑戦したんだけど、洗濯ばさみを顔にガンガンつけられる役が草野くんだったのさ。みんなにつけられてる時のリアクションがめっちゃひょうきんで爆笑もん。特に錦戸亮とのかけあいは素なんだろーけど、明るくバカバカしくやんちゃ丸出しで腹抱えてわろたよ。
この同じ企画をタキツバでもやって、翼がつけられる役だったんだけど、いや〜、キャラの違いがはっきりしましたねぇ。キマジメ。(笑) タッキーもえらい気を遣ってる感じでキマジメ。マジメ悪かぁないけど、つまらんったらありゃせん。
イマサラながらバラエティに不向きなのを露呈した一コマでした。

好き嫌いはおいといて、堂本剛がえらい自分のポリシーっちゅのを全面に押し出したトークを展開していたのには正直感心。御大の覚えめでたいからそこまで言える・・・のかもしれんけど、言えることがキッチリあってそれを伝えようという意志がある、ということにへぇ〜でした。
特に、ボーカリストであることへのこだわりとゆーか発声法にまで言及していたのには、プロ意識が強く感じられたね。つても、彼の歌唱法は苦手なんですけども。

実は、このところのアタシが1週間で一番長い時間目にしているジャニーズってのは、嵐だったりするんですよねぇ。スマスマもメントレもけっこう見忘れるし、DASH!はほとんど見てないし、でも技ありっ!はほぼ毎週見ていて、たまにDの嵐まで見ちゃったりしてんですよ、全てたまたまなんですけども。
で、最近、けっこう嵐にシンパシー感じてたりするわけで。かわいいじゃぁないですか。<おばはんモード全開(笑)  みんな小器用にまとまっていて破壊力には欠けるけど、イマドキの適度な脱力おとぼけ感と少年っぽさが暑苦しくなくて、疲れたおばさんにはちょうど良いんですよ。とはいえ、まぁ強力な個性やエネルギーってのは感じられないから、Jの傘の元でしか通用せんかったりするんでしょうけど、そんなこたぁアタシには関係ないしさ。(適当)
ってことで、相葉ちゃん、タッキーとの対談でも嵐でのギネスに挑戦でも、全編天然らしい屈託のなさで和ませていただいきました。(笑)

そんな訳で今回のアタシ内MVPは相葉ちゃんに決定!<知らんがな
以上!
*茂&坂本コンビによる、真性居酒屋(屋台だけど)ノリの冴えないおやぢ対談については、ノーコメントといたします。
<2004.8.28 @東京グローブ座>
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八月納涼歌舞伎『東海道四谷怪談』@040827歌舞伎座
8noryo_kabuki.jpg 第三部 通し狂言『東海道四谷怪談』四幕十場
序幕「浅草観世音額堂の場」より 大詰「仇討の場」まで
勘九郎/三津五郎/橋之助/ 福助/七之助/染五郎






3部制の第三部『東海道四谷怪談』を観てきた。
この第3部が役者全員揃い踏みってぇのもあってこれだけ観たんだけど、実際は、染五郎は「舞台番」ってな狂言回しで、芝居に直接出てなかったんですよね。ユーモア交えながらの舞台番は、よく声が通って観衆をひきつけるものだったから余計に、芝居で観られなかったのがとても残念でございました。

あ、さてー、手短にいきます。いつもだらしなく長すぎるので。(あらすじはこちら
勘九郎ひとり3役で八面六臂の活躍、がぁ、以前トモも指摘してたことなんだが、勘九郎が活躍すればするほど(派手なアクションという意味ではない)、観客は嬉しくて和むのか、笑いの出るような場面じゃないのに笑みが漏れるというか、常に微笑み状態で観劇しているそんな雰囲気が劇場内を占めているように感じられたんだわ。だから、怨念お岩がちっともこわくない。勘九郎はきめ細やかに演じてるにも関わらず、よ。
伊右衛門を演じる橋之助、トモは色気に欠けるとゆーてたが、アタシには十分。それより、悪っぷりに迫力なかった気がしたけれど。
そーゆー意味では、三津五郎が優れてたなぁ。小悪党役なんだけど、切れ味鋭いすごみをみせて、場を圧倒していて。

とまぁ、役者はそれぞれなかなかではあったのだけど、いかんせん怪談、場は常に暗くて、特にお岩の顔が毒で醜くなるくだりはけっこう長々と時間かけてたもんで、思わずウトウト。 舞台上でのいろんな仕掛けに、不謹慎ながら安手のお化け屋敷だなぁと笑っていたら、極めつけに客席に突然バタバタと現れて、観客きゃーきゃー悲鳴嬌声笑いの渦。まんまお化け屋敷やんけ。
と、まぁ楽しかったけど、シロウトにはこれが怪談?な四谷怪談でもあったかな。
<2004.8.27 @歌舞伎座>
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情熱大陸Special Live "Summer Time Bonanza"@040807
jonetsu_1.jpg at 国営昭和記念公園

妹夫婦んちの車に乗せてもらって、一緒に観に行ってきた。 今年で3回目になるらしい本イベント、名前が示す通りTBSの「情熱大陸」のテーマソングを担当する葉加瀬太郎の企画・プロデュースによる、オトナのためのフェスティバルってな趣向(らしい)。
芝生の上にレジャーシートを拡げてまったり観られるというのが売り.....のような気がしたけどどうなんでしょう。実際は前方ブロックはぎゅうぎゅうで、ちっともまったりじゃぁなかったんですが。

一応、有名シェフの料理も食べられるっつのもオトナ演出の目玉だったようで、確かに「ラベットラ」 落合シェフの料理や情熱大陸オリジナル料理、葉加瀬太郎オススメサンドイッチに、吉兆からはこだわりの宇治金時なる贅沢な逸品などが提供されていて、それらはみな1000円程度のお値段でいただけると。果たしてそれが目玉としてリーズナブルなのかどうかは、やはり実際に食べてみんことにはわからんわけでして。しかし前売り券なるものを並んで購入しないと食べられない.....つまり食べたい時が買い時ではないのが、余裕のないビンボ臭いオトナな気分にも感じましたが。
そんなスペッシャルなお食事以外にも野外ライブならではの屋体系焼きそばやらたこ焼きなんかも、こちらはかなりリーズナブルなお値段で売られていたので、おスペに踊らされてたまるか!という頑固なロック野郎さんにも対応した食環境ではございました。

で、ですね、音楽の話より先に食い物の話をしちゃいますと(温笑)、我々、このおスペな食事のうち「ラベットラ」のフォカッチャ付きチキンのナントカってのと、あと清水の舞台から飛び降りた気分で1000円の吉兆謹製宇治金時 っちゅーのを購入したんですわ。
いやはや結局、3人で2回清水の舞台から飛び降りる結果になりましたよ。(笑) 美味だったんだわー宇治金時。で、おかわりしたと。 1000円だけあるっちゅうデラうまかき氷。なんといっても宇治茶の香りとコクが絶品、あずきも由緒あるものなんでしょう色つや見目麗しく、なんたって全体の甘さが雅に上品なんざますもん。氷も名のある名水など使っていたのかもしれません。
そんな典雅な宇治金時と較べますと、「ラベットラ」のお料理は、野外用につくられた(しかも大量に)ものとしてギリギリ許される味・・・といった程度でございました。まずくはないんですが、まぁ作り置きだし、しゃーないねぇ。たこ焼きや焼きそばの方がはるかに現実的な食事だったんじゃないですか?  
あぁ、食べ物の写真とるのすっかり忘れてました。「吉兆」宇治金時はあまりの美味さに感動して撮り忘れ、「ラベットラ」は感動も意外性もないためにすっかり撮り忘れ。

まだまだ飲食系の話を続けるんですけども(苦笑)、このイベント、アサヒビールPresentsだったんですわ、ですから会場で売られるビールはもちろんスーパードライ。黒なんてのも売ってましたが。
jonetsu_2.jpgで、当然、生だと思うじゃないですか。ところが、こないだのオデッセイの時と同じく、缶ビールなんですよ、缶!暴れましたね、アタシ。なんでドラフトとちゃうねんっ!と。 ところが、生だ缶だの問題なんか屁でもない展開になりまして。そう、ななんとイベント後半戦にさしかかる頃にビールおよびアルコール飲料が全て売り切れたんですよ!信じられーん、やる気あるんかアサヒビール。つか、あまりに読みの甘い仕入れ担当。今年で3回目ってのに、なんも学習しとらんのか? うちらは買いに行くのがメンドーという理由で、どうせ缶で渡されるんだからと事前に多めに買っておいたので暴動に参加せずにすみましたけれど、きっとぷち暴動ぐらい起きてたと思いますよ、オトナだから。(温笑) ということで、ここから音楽の話。

OP:はじめにきよし いわゆる前座ですね。はじめにきよしぃってことは京都出身なんでしょか。ギターとピアニカのデュオでいたってんびりした雰囲気。オープニングに出てきて客のココロを掴むまでの技はまだまだって感じで、いささかあがっていたか。つか、アタシには特にひっかかるものなかったなり。

葉加瀬太郎登場 えらい軽いノリの語り口やねぇ。つか、この人関西出身なん?ところどころに関西弁見え隠れ。はじめにきよしを思いやりつつ、本日の趣旨説明。続けて、次の佐藤竹善紹介。
jonetsu_3.jpg
佐藤竹善 アタシ苦手なんですよね、この人。沼澤くんがシング・ライク・トーキングで叩いてたのを知って、一応DVDなんかも購入したんですけども、ぽっちゃり風貌もさることながら歌い方とゆーか声とゆーか・・・好みじゃないんですよ。これまで、どこがどう好みじゃないのかを明確にできなかったんですが、今回初めて竹善を聴いた義弟が「なんやこの人って、歌のうまいシロウトさんがカラオケで熱唱してるって感じやな」とぼそり。思わず膝叩き!まさにそんな感じ。でした、今日も。 で、竹善さんの最後に、次の小曽根眞が出てきて一緒に1曲やったのちに、小曽根さんへ。

小曽根真 生で観るのは何年ぶり?の小曽根さん、太ったなぁ。新曲らしきものを披露していたけれど、不協和音主体の前衛的な音だったから、かっこいいんだけどこーゆーフツーのオトナが多数参加する、しかも陽も落ちてない野外ライブにはいまひとつ合わなかったかも。

押尾コータロー 生で観たかったんですよね。観る機会あったのに見損ねてたので。確かにギター巧いです。叩くように弾いたりして思わず引きずり込まれました。でも、どうだろう、今ひとつ華がない。つのは、その後のジェイクと較べてそう気づいたのですが。押尾クンのラストに、次のジェイク・シマブクロくんと先ほどの小曽根さんが合流して1曲披露。いやー、すばらしいアンサンブル、つか迫力のコラボレーションでした。

ジェイク・シマブクロ そう、押尾くんのラストのところで、既にジェイクの迫力に釘付けとなっていたアタシ。押尾完璧に負けてましたから。ジェイクの飄々とした明るいキャラクターとパワフルパフォーマンスに会場全体がぐいぐいと引き寄せられたって感じだったなぁ。熱いんですよ心地よく。アタシ的に今回のヒットでした。

小野リサ この時ちょうどビールの買い出しで長蛇の列に並んでいて、後方からのほぼながら視聴だったんだけれど、普通にボサノバナンバーをやってくれたのは、涼やかでなによりでございました。

ジョン・健・ヌッツォ 葉加瀬太郎さんに言われるまでもなく、ポップス系の並びの中で本格テノールを野外で聴けるっつのが、アタシの今回の大きな楽しみのひとつでもあったんですよね。で、ジョン・健・ヌッツォさん、冒険したんでしょーか、ビリージョエルの「オネスティ」なんかまずお唄いになったんですが・・・ 合わねーー。オペラ歌手はお歌が上手といっても、ハタケ違いってのはでかい、リズムに乗り切れてないとゆーかとにかく曲とあってない。下手に聞こえたもの。途中出てきた葉加瀬太郎に、初めてこんなことやらされた・・・みたいに半分グチ(?)ってましたが、自分でもイマイチだと感じたんでしょなぁ。が、最後の"Time to Say Good By"はさすが。痺れました。普段オペラハウスでやってるのでおにぎり食べながら観ている聴衆には驚いた...というMCは受けたなり。

Char アタシのもうひとつのお目当て。今日唯一のロックですよ。つか、このメンツだったらCharはアコースティックで攻めるのかなと思ってたんだけど、さすがロック小僧(っておっさんやけど)、バリバリ電気もんでっせ。その上、初っぱなから聴衆に総立ち求めるし。(笑) 素直な観客、のろのろ立ち上がるも、最後はみんなノリノリだったかと。そう、ノリノリって言葉がぴったりな微笑ましい乗り方でしたわ。 イベント最初から曇り空だったんだけど、Charの時にいよいよ雲行き怪しくなり、そこでChar「"空模様のかげんが悪くなる前に"この曲を」といってやった曲が、まんま「空模様のかげんが悪くなる前に」って曲だとわかってた人がどれだけいたかはわからんが、うちら狂喜乱舞、サイコーでしたわ。

山弦 Charではしゃぎすぎたんで、ちょっと一服。雨がぽつぽつ来はじめたので売店にビニール合羽を買いに出かけてたんで、ながら視聴。あぁ山弦だ・・・という印象しかありましぇん。(苦笑)

大貫妙子 降ってきました、かなり本降りだ。途中で葉加瀬太郎がジョインしたけれど、大貫サン、葉加瀬サンのヴァイオリンを気遣っておりました。えーと、こちらも雨が気になって、あぁいつもの大貫妙子だぁ...という印象しかないかも。で、最後まで聴かずに、帰り支度。

そんな訳で、今井美樹と鈴木雅之、そして最後の葉加瀬太郎を聴かずに帰ったんですわ。 こりゃ絶対中止になるよってぐらいカミナリは鳴るし、かなりの降りだったんだけど、結局最後までやったようで。うちら今井美樹と鈴木雅之にはまったく執着してなかったんで、悔いもなく。 ジェイクとチャーを観られて十分満足、楽しかったなり。あぁ、長っ!
<2004.8.7 @国営昭和記念公園>
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鈍獣 @040806 パルコ劇場
don-ju_a.jpg 2004年7月31日(土)〜8月22日(日):東京@パルコ劇場
作 :宮藤官九郎
演出:河原雅彦
出演:生瀬勝久/池田成志/古田新太/
   西田尚美/乙葉/野波麻帆




演劇界人気の3人、生瀬勝久、池田成志、古田新太("ねずみの三銃士"っていうらしい)が、「とにかく面白い舞台がやりたい」ってんで2年前から企画、超売れっ子脚本家クドカンとともさかのダンナ演出家の河原雅彦を口説き落として実現した舞台。らしい。この情報だけで、期待値バリバリ高騰するってもんで。(あらすじはこちら

donju_kiosk.jpgオープニング、KIOSKのちっこいブースん中で女装した3人がひしめき合って登場、唄ありダンスありのおばかで絶妙の間でみせるコントシーンに完璧つかみはオッケー・・・・・・だったんであるがぁ、うーん、正直なところアタシが掴まれたのは、休憩後の冒頭でも出てくるそのKIOSKシーンだけだったんだよなぁ。 クドカン本にときどき(しばしば?)みられる、収拾つかなくて結果とっちらかった印象のお話だった、アタシには。とにかく長く感じられちゃったから。
"鈍さ"をコアに据えたギャグもストーリーもある種の繰り返しで重ねて「鈍いってコワイ」ってな面白さを出そうとしてたようだけど、さほど効果的に展開してないようにも思えたんだけども。単にクドカンくどい、みたいで。
で、途中からどうやって終わるつもりなんだろ・・・なんてことが気になってきたりして。一応クドカンらしく(?)ダークホラーな色合いで終わったんだけど、ムリあったかも、最後マキマキで唐突な感じだったもん。

あと、人気男優3人衆が揃っただけのコラボレーション効果ってあったんだろうか。3人並べてみて、あらためて古田新太のリズム感の良さに感心...ってところがアタシにとっての3人揃い踏み効果だったけど。"あて書き"してないってのもあるかもしれんが、この役者じゃなきゃでけん役だなぁという個性引き出すツボつきは感じられなかった。これ、3人がそれぞれ順繰りに役を換えてやったら面白かったかも、あて書きじゃないんだし。もう少し短くコンパクトにして。
3人の女優陣は、みんなそれぞれがんばってるなぁというのは伝わってきましたけれど、がんばってると感じさせること自体、観る側を芝居そのものに没頭させられてないってことで...、ま、そーゆーことです。
ってことで、アタシ的には期待していただけにちょっとはずされた感じ。もう一度見たらうまく消化できるかも。そ、観る側も消化不良に陥ったってことだわ。
<2004.8.6 @パルコ劇場>
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